28AM34|第28回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第28回午前(科目未分類)
遠心路が自律神経の反射はどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
反射の**遠心路(効果器へ向かう経路)**が体性運動神経か自律神経かを見分ける問題です。
効果器が骨格筋なら体性運動神経、平滑筋・心筋・腺なら自律神経、という原則で判断します。
解説
対光反射は、網膜に光が当たると瞳孔が縮小する反射です。求心路は視神経で、中脳の視蓋前域を経て動眼神経副核(エディンガー・ウェストファル核)に至り、遠心路は動眼神経に含まれる副交感神経線維です。この線維は毛様体神経節で乗り換え、効果器である**瞳孔括約筋(平滑筋)**を収縮させます。遠心路が自律神経である代表的な反射です。
膝蓋腱反射は大腿四頭筋、腹壁反射は腹筋という骨格筋が効果器で、遠心路は体性運動神経です。ヘーリング・ブロイエル反射は肺の伸展受容器からの情報で吸息を止める呼吸調節の反射で、効果器は呼吸筋という骨格筋です。
選択肢の確認
1.膝蓋腱反射
誤り。伸張反射で、効果器は大腿四頭筋(骨格筋)、遠心路は体性運動神経です。
2.腹壁反射
誤り。皮膚刺激による表在反射で、効果器は腹筋(骨格筋)です。
3.対光反射
正しい。遠心路は動眼神経の副交感神経線維で、瞳孔括約筋を収縮させます。
4.へーリング・ブロイエル反射
誤り。呼吸調節の反射で、効果器は呼吸筋(骨格筋)です。
覚えるポイント
- 効果器が骨格筋=体性反射、平滑筋・心筋・腺=自律神経反射。
- 対光反射の遠心路は動眼神経の副交感成分、効果器は瞳孔括約筋。
- 散瞳は交感神経による瞳孔散大筋の収縮による。
- 対光反射は脳幹機能の評価に用いられる。