28AM35|第28回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第28回午前(科目未分類)
熟練した運動の学習に重要なのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
運動学習にどの中枢が関わるかを問う問題です。
運動の企画、指令、制御はそれぞれ担当部位が異なります。「繰り返して上達する」という点に注目します。
解説
小脳は、運動の指令と実際に行われた運動の結果とのずれ(誤差)を検出し、次の運動指令を修正する働きを持ちます。この誤差修正を繰り返すことで運動が滑らかで正確になり、熟練した運動が身につきます。運動学習の中心となる部位です。
小脳が障害されると、運動失調、測定異常、企図振戦、反復拮抗運動不能などが現れ、動作がぎこちなくなります。
一次運動野は骨格筋への運動指令を出す部位、補足運動野は運動の準備や順序立てに関わる部位、視床は感覚情報などの中継核です。運動の巧緻化・自動化そのものを担うのは小脳です。なお大脳基底核も運動の学習や自動化に関わりますが、選択肢にはありません。
選択肢の確認
1.小脳
正しい。誤差の検出と修正を通じて運動学習に中心的な役割を果たします。
2.視床
誤り。感覚情報を大脳皮質へ中継する部位です。
3.一次運動野
誤り。錐体路を通じて骨格筋へ運動指令を送る部位です。
4.補足運動野
誤り。運動の企画や順序づけ、両手動作の協調に関わります。
覚えるポイント
- 小脳=運動の協調、平衡、筋緊張の調節、運動学習。
- 小脳症状=運動失調、測定異常、企図振戦、反復拮抗運動不能、断綴性言語。
- 一次運動野=運動指令、補足運動野・運動前野=運動の準備と企画。
- 小脳障害では同側に症状が出る。