28AM36|第28回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第28回午前(科目未分類)
心肺部圧受容器が関わる臓器感覚はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
臓器感覚と、それを感知する受容器の対応を問う問題です。
心肺部圧受容器(低圧受容器)が何をモニターしているかを思い出せるかが決め手です。
解説
心肺部圧受容器は、心房や肺静脈など低圧系の血管壁にある伸展受容器で、循環血液量の変化を感知します。低圧受容器とも呼ばれます。
体液量が減ると心肺部圧受容器の伸展が弱まり、その情報が視床下部に伝わって**バソプレシン(抗利尿ホルモン)の分泌が増え、同時に渇き(口渇)**が生じて飲水行動が促されます。血漿浸透圧の上昇を感知する浸透圧受容器と合わせて、体液量と浸透圧の調節に働きます。
空腹は血糖値の低下や胃の空虚さ、尿意は膀胱壁の伸展受容器、便意は直腸壁の伸展受容器が関わる感覚で、心肺部圧受容器とは関係しません。
選択肢の確認
1.渇き
正しい。心肺部圧受容器は循環血液量の減少を感知し、口渇と抗利尿ホルモン分泌を引き起こします。
2.空腹
誤り。血糖値の低下や胃の伸展状態などが関わります。
3.尿意
誤り。膀胱壁の伸展受容器の興奮によって生じます。
4.便意
誤り。直腸壁の伸展受容器の興奮によって生じます。
覚えるポイント
- 心肺部圧受容器(低圧受容器)=循環血液量を感知、口渇とバソプレシン分泌に関与。
- 動脈圧受容器(高圧受容器)=頸動脈洞と大動脈弓、血圧調節に関与。
- 尿意は膀胱、便意は直腸の伸展受容器による。
- 口渇は血漿浸透圧の上昇でも生じる。