28AM41|第28回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第28回午前(科目未分類)
化膿性炎症の起炎菌として最も適切なのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
炎症の型と起炎菌を対応させる問題です。
好中球が集まって膿をつくる化膿性炎症の代表菌を選びます。菌ごとに起こす炎症の型が決まっています。
解説
化膿性炎症は、好中球が大量に浸潤して組織が融解し、膿が形成される炎症です。黄色ブドウ球菌やレンサ球菌が代表的な起炎菌で、膿瘍、癤、蜂窩織炎などを起こします。
結核菌は、類上皮細胞、ラングハンス巨細胞、乾酪壊死を伴う肉芽腫性(特異性)炎症を起こします。
ジフテリア菌は、咽頭などに灰白色の偽膜をつくる偽膜性炎を起こします。
コレラ菌は、腸管で毒素により大量の水様性下痢を起こしますが、化膿性炎症の代表ではありません。
選択肢の確認
1.結核菌
誤り。乾酪壊死を伴う肉芽腫性炎症を起こします。
2.ブドウ球菌
正しい。好中球浸潤と膿の形成を特徴とする化膿性炎症の代表的な起炎菌です。
3.ジフテリア菌
誤り。偽膜を形成する偽膜性炎を起こします。
4.コレラ菌
誤り。毒素による水様性下痢が主体で、化膿性炎症の代表ではありません。
覚えるポイント
- 化膿性炎症=好中球主体、膿の形成、ブドウ球菌やレンサ球菌。
- 肉芽腫性(特異性)炎症=結核、梅毒、ハンセン病、サルコイドーシス。
- 偽膜性炎=ジフテリア。
- 炎症の型から起炎菌を、起炎菌から炎症の型を引けるようにする。