28AM43|第28回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第28回午前(科目未分類)
自己免疫疾患と自己抗体の組合せで正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
自己免疫疾患と自己抗体の組合せを問う問題です。
代表的な疾患について、どの抗体が診断の手がかりになるかを覚えているかが問われます。
解説
**全身性エリテマトーデス(SLE)**では、抗核抗体が高率に陽性となります。特に抗二本鎖DNA抗体や抗Sm抗体は疾患特異性が高い抗体です。若い女性に多く、蝶形紅斑、光線過敏、関節炎、腎障害(ループス腎炎)などを起こします。
橋本病(慢性甲状腺炎)では、抗サイログロブリン抗体や抗マイクロゾーム抗体(抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体)が陽性になります。
抗基底膜抗体は、グッドパスチャー症候群のように糸球体基底膜と肺胞基底膜を標的とする疾患でみられます。
抗ミトコンドリア抗体は、原発性の胆汁うっ滞性肝疾患でみられる抗体です。関節リウマチではリウマトイド因子や抗CCP抗体が診断に用いられます。
選択肢の確認
1.全身性エリテマトーデス-抗核抗体
正しい。抗核抗体が高率に陽性となり、診断の手がかりになります。
2.橋本病-抗基底膜抗体
誤り。橋本病では抗サイログロブリン抗体や抗マイクロゾーム抗体が陽性になります。
3.糸球体腎炎-抗マイクロゾーム抗体
誤り。抗マイクロゾーム抗体は甲状腺疾患に関連します。
4.関節リウマチ-抗ミトコンドリア抗体
誤り。関節リウマチではリウマトイド因子や抗CCP抗体が用いられます。
覚えるポイント
- SLE=抗核抗体、抗二本鎖DNA抗体、抗Sm抗体。
- 橋本病・バセドウ病=抗サイログロブリン抗体、抗マイクロゾーム抗体(バセドウ病では抗TSH受容体抗体)。
- 関節リウマチ=リウマトイド因子、抗CCP抗体。
- SLEは若い女性に多く、蝶形紅斑と腎障害が問題になる。