28AM46|第28回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第28回午前(科目未分類)
改訂長谷川式簡易知能評価スケールの質問で、アルツハイマー病では病初期から答えられないのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
認知症のスクリーニング検査の内容と、アルツハイマー病で早期に障害される記憶の種類を結び付ける問題です。
アルツハイマー病では、まず新しいことを覚えて保持する力が落ちます。この点に該当する設問を選びます。
解説
改訂長谷川式簡易知能評価スケールは、年齢、日時と場所の見当識、3単語の即時再生、計算(100から7を順に引く)、数字の逆唱、3単語の遅延再生、5つの物品の記銘、野菜の語想起からなる30点満点の検査です。
アルツハイマー病では、近時記憶(数分から数日前の記憶)の障害が病初期から現れます。したがって、いったん覚えた3つの言葉を少し時間をおいてから思い出す遅延再生の課題が、早い段階からできなくなります。
これに対し、年齢は古い記憶(遠隔記憶)で比較的保たれます。計算や言葉の即時復唱は注意や作業記憶の課題であり、初期には保たれることが多い項目です。
選択肢の確認
1.お歳はいくつですか。
誤り。遠隔記憶に関する項目で、病初期には比較的保たれます。
2.100から7を順番に引いてください。
誤り。計算と注意の課題で、初期には比較的保たれます。
3.これから言う3つの言葉を言ってみてください。
誤り。その場での即時再生(復唱)であり、初期には可能なことが多い項目です。
4.先ほど覚えてもらった言葉をもう一度、言ってみてください。
正しい。遅延再生の課題で、近時記憶の障害により病初期から答えられなくなります。
覚えるポイント
- アルツハイマー病では**近時記憶(遅延再生)**の障害が最も早く現れる。
- 改訂長谷川式は30点満点で、20点以下が認知症の疑いとされる。
- 遠隔記憶や手続き記憶は比較的長く保たれる。
- 見当識障害は時間→場所→人の順に進むことが多い。