28AM50第28回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第28回午前(科目未分類)

咳嗽について正しいのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

**咳嗽(せき)**の意義と原因を整理する問題です。

咳を単なる症状としてでなく、気道を守る防御反応としてとらえられているかが問われます。

解説

咳嗽は、気道内の異物、分泌物、刺激物を体外に排出するための生体防御反応です。深い吸気の後に声門が閉じて胸腔内圧が高まり、声門が急に開いて高速の呼気が生じることで異物を吹き飛ばします。咳受容体は咽頭、喉頭、気管、気管支に分布し、迷走神経を介して延髄の咳中枢に伝わります。

誤嚥が起これば当然、防御反応として咳嗽が生じます。むしろ高齢者では咳反射が低下して咳が出ないまま誤嚥する不顕性誤嚥が問題になります。

心不全でも肺うっ血によって咳や喘鳴が生じ、夜間や臥位で悪化する咳は心不全を疑う手がかりになります。

長く続く咳は、感染症、喘息、逆流性食道炎、腫瘍など原因が多岐にわたるため、鎮咳薬で様子をみるだけにせず、原因の検索が必要です。

選択肢の確認

1.誤嚥では生じない。
誤り。誤嚥は咳嗽を引き起こす代表的な刺激です。

2.生体防御反応の一つである。
正しい。気道の異物や分泌物を排出するための防御反応です。

3.心不全では生じない。
誤り。肺うっ血により咳嗽や喘鳴が生じます。

4.長期間持続するときは鎮咳薬で経過をみる。
誤り。長引く咳では原因の検索が必要で、鎮咳薬のみで経過をみるのは適切ではありません。

覚えるポイント

  • 咳嗽は気道の生体防御反応で、受容体は咽頭から気管支に分布する。
  • 求心路は迷走神経、中枢は延髄
  • 湿性咳嗽は喀痰を伴い、乾性咳嗽は伴わない。
  • 3週以上続く咳は原因検索が必要で、体重減少や血痰があれば受診を勧める。
28AM4928AM51
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