28AM51|第28回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第28回午前(科目未分類)
頸椎を後側屈して頭部を圧迫する理学検査はどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
理学検査(徒手検査)の手技と目的を対応させる問題です。
問題文に書かれた動作(頸椎を後屈・側屈させて頭部を圧迫する)がどの検査かを判断します。検査名と手技をセットで覚えます。
解説
スパーリングテストは、頸椎を後屈させ、症状のある側へ側屈・回旋させたうえで、頭部を上から下方へ圧迫する検査です。この操作で椎間孔が狭くなり、神経根が圧迫されて上肢に放散する痛みやしびれが誘発されれば陽性です。頸椎症性神経根症や頸椎椎間板ヘルニアの評価に用います。
アドソンテストは胸郭出口症候群(前斜角筋症候群)の検査で、頭部を患側に回旋させ深呼吸させて橈骨動脈の拍動の減弱をみます。
ペインフルアークサインは肩関節の外転で60度から120度付近に痛みが出るもので、腱板損傷や肩峰下滑液包炎を示唆します。
ヤーガソンテストは肘を屈曲位で前腕回外に抵抗を加え、結節間溝に痛みが出れば上腕二頭筋長頭腱の障害を疑います。
選択肢の確認
1.アドソンテスト
誤り。胸郭出口症候群の検査で、橈骨動脈拍動の変化をみます。
2.スパーリングテスト
正しい。頸椎の後屈・側屈と頭部圧迫により、頸部神経根症状を誘発する検査です。
3.ペインフルアークサイン
誤り。肩関節外転時の有痛弧をみる検査です。
4.ヤーガソンテスト
誤り。上腕二頭筋長頭腱炎を評価する検査です。
覚えるポイント
- スパーリングテスト=頸椎後屈・側屈+頭部圧迫、頸部神経根症を評価。
- ジャクソンテスト=頸椎後屈+頭部圧迫で、同じく神経根症を評価。
- アドソンテスト=胸郭出口症候群。
- ヤーガソンテスト=上腕二頭筋長頭腱、ペインフルアークサイン=腱板障害。