28AM52|第28回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第28回午前(科目未分類)
脈拍について正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
頻脈と徐脈を示す病態を区別する問題です。
心拍出量を保つために脈が速くなる状況か、逆に反射的に遅くなる状況かで判断します。
解説
貧血では血液の酸素運搬能が低下するため、組織に必要な酸素を届けようとして心拍数が増加し、頻脈となります。動悸、息切れ、易疲労とともにみられる代償反応です。
頭蓋内圧が亢進すると、血圧上昇と徐脈、呼吸の不規則化が現れます。これをクッシング現象といい、脳ヘルニアの危険を示す重要な徴候です。
甲状腺機能亢進症では代謝が高まり、頻脈、動悸、体重減少、発汗過多などが現れます。
うっ血性心不全では、低下した心拍出量を補うために交感神経が緊張し、通常は頻脈となります。
選択肢の確認
1.貧血では頻脈を呈する。
正しい。酸素運搬能の低下を補うために心拍数が増加します。
2.頭蓋内圧亢進時は頻脈を呈する。
誤り。血圧上昇と徐脈(クッシング現象)がみられます。
3.甲状腺機能亢進症では徐脈を呈する。
誤り。代謝亢進により頻脈となります。
4.うっ血性心不全では徐脈を呈する。
誤り。交感神経の緊張により頻脈となるのが一般的です。
覚えるポイント
- 頻脈=貧血、発熱、甲状腺機能亢進症、心不全、ショック、脱水。
- 徐脈=頭蓋内圧亢進(クッシング現象)、甲状腺機能低下症、房室ブロック、スポーツ心臓。
- クッシング現象=血圧上昇+徐脈+呼吸異常。
- 成人の正常心拍数はおよそ60から100回毎分。