28AM58|第28回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第28回午前(科目未分類)
大腿骨頭すべり症で陽性になるのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
整形外科的徒手検査と対象疾患を対応させる問題です。
大腿骨頭すべり症は思春期に起こる股関節疾患で、特徴的な徴候があります。
解説
ドレーマン徴候は、股関節を屈曲させていくと、自然に外転・外旋してしまう現象です。大腿骨頭が後下方へすべることで骨頭と臼蓋の位置関係が変化するために起こり、大腿骨頭すべり症で陽性となります。この疾患は肥満傾向のある思春期の男児に多く、股関節痛のほか膝の痛みを訴えることがあるため見逃されやすい点も重要です。
アイヒホッフテストは、母指を握り込ませて手関節を尺屈させ、痛みが出ればドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)を疑う検査です。
ピボットシフトテストは膝の前十字靱帯損傷を評価する検査です。
ピアノキー徴候は、鎖骨遠位端を押すと沈み込み離すと戻る現象で、肩鎖関節脱臼でみられます。
選択肢の確認
1.アイヒホッフテスト
誤り。ドケルバン病(母指の狭窄性腱鞘炎)の検査です。
2.ピボットシフトテスト
誤り。膝前十字靱帯損傷の検査です。
3.ドレーマン徴候
正しい。股関節屈曲で外転・外旋する現象で、大腿骨頭すべり症で陽性となります。
4.ピアノキー徴候
誤り。肩鎖関節脱臼でみられる所見です。
覚えるポイント
- 大腿骨頭すべり症=思春期、肥満傾向の男児に多い、ドレーマン徴候陽性。
- 股関節疾患でも膝の痛みを訴えることがある(関連痛)。
- ピボットシフトテスト=前十字靱帯、ピアノキー徴候=肩鎖関節脱臼。
- アイヒホッフテスト=ドケルバン病。