28AM60|第28回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第28回午前(科目未分類)
尿路結石の再発予防に有用なのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
尿路結石の再発予防として最も基本的な方法を選ぶ問題です。
結石は尿中の成分が濃くなって析出することで生じます。この機序から予防法を考えます。
解説
尿路結石の再発予防で最も基本かつ確実なのが水分摂取です。十分な水分をとって尿量を増やすと、尿中のカルシウム、シュウ酸、尿酸などの濃度が下がり、結晶が析出しにくくなります。1日尿量2リットル程度を目標とすることが一般的な目安とされています。
尿酸排泄促進薬は血中尿酸値を下げますが、尿中に排泄される尿酸が増えるため、尿酸結石のある人ではかえって結石を生じやすくする面があります。
ホウレンソウはシュウ酸を多く含み、最も頻度の高いシュウ酸カルシウム結石の観点からは積極的に勧められる食品ではありません。
柑橘類はクエン酸を含みますが、この設問では再発予防の基本として水分摂取が正答とされています。
選択肢の確認
1.水分摂取
正しい。尿量を増やして尿中成分の濃度を下げ、結石の形成を抑えます。
2.尿酸排泄促進薬内服
誤り。尿中尿酸が増えるため、尿酸結石には不利に働くことがあります。
3.柑橘類摂取
誤り。再発予防の基本として最も適切なのは水分摂取です。
4.ホウレンソウ摂取
誤り。シュウ酸を多く含み、シュウ酸カルシウム結石の観点から勧められません。
覚えるポイント
- 尿路結石予防の基本は十分な水分摂取による尿量の確保。
- 最も多い結石はシュウ酸カルシウム結石。
- シュウ酸を多く含む食品にホウレンソウ、タケノコ、紅茶がある。
- 疝痛発作、血尿、発熱を伴う場合は医療機関の受診が必要。