28AM61|第28回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第28回午前(科目未分類)
血液疾患と症状の組合せで正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
血液疾患の代表的症状を対応させる問題です。
貧血の種類ごとの特徴的な症状と、血球減少により何が起こるかを整理します。
解説
急性白血病では、骨髄が白血病細胞で占められ、正常な造血が抑えられます。その結果、赤血球減少による貧血、白血球(正常な好中球)減少による感染症、そして血小板減少による出血傾向が現れます。歯肉出血、鼻出血、皮下出血(紫斑)などが典型的です。
鉄欠乏性貧血では、易疲労、動悸、息切れのほか、スプーン状爪(匙状爪)、口角炎、舌炎、異食症などがみられます。末梢神経障害は、ビタミンB12欠乏による悪性貧血の特徴です。
悪性リンパ腫では、無痛性のリンパ節腫脹、発熱、体重減少、盗汗が特徴です。舌炎は貧血に関連する所見です。
再生不良性貧血では造血幹細胞が減少して汎血球減少をきたしますが、リンパ節腫脹や脾腫は通常みられません。
選択肢の確認
1.鉄欠乏性貧血-末梢神経障害
誤り。末梢神経障害はビタミンB12欠乏(悪性貧血)の特徴です。
2.悪性リンパ腫-舌炎
誤り。悪性リンパ腫では無痛性のリンパ節腫脹が特徴です。
3.急性白血病-出血傾向
正しい。血小板減少により出血傾向をきたします。
4.再生不良性貧血-リンパ節腫脹
誤り。汎血球減少が特徴で、リンパ節腫脹は通常みられません。
覚えるポイント
- 急性白血病=貧血、感染、出血傾向の三つが揃う。
- 鉄欠乏性貧血=スプーン状爪、舌炎、口角炎、異食症。
- 悪性貧血(ビタミンB12欠乏)=ハンター舌炎、末梢神経障害、深部感覚障害。
- 再生不良性貧血=汎血球減少、リンパ節腫脹なし。