28AM62|第28回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第28回午前(科目未分類)
高血圧と耐糖能異常のいずれも認めないのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
内分泌疾患と血圧・血糖の変化を対応させる問題です。
ホルモンが過剰なのか不足なのかで、血圧と血糖が上がるか下がるかが決まります。
解説
アジソン病(慢性副腎皮質機能低下症)では、コルチゾールとアルドステロンがともに不足します。アルドステロン不足によりナトリウムと水が失われて低血圧となり、コルチゾール不足により糖新生が低下して低血糖を起こしやすくなります。したがって高血圧も耐糖能異常も認めません。
褐色細胞腫では、カテコールアミンの過剰分泌により発作性の高血圧、頭痛、動悸、発汗がみられ、糖新生の亢進とインスリン分泌抑制により高血糖もきたします。
クッシング症候群では、コルチゾール過剰により中心性肥満、高血圧、耐糖能異常、骨粗鬆症が現れます。
原発性アルドステロン症では、アルドステロン過剰により高血圧と低カリウム血症をきたし、低カリウム血症によるインスリン分泌低下から耐糖能異常を伴うことがあります。
選択肢の確認
1.褐色細胞腫
誤り。カテコールアミン過剰により高血圧と高血糖をきたします。
2.アジソン病
正しい。副腎皮質ホルモンの不足により低血圧と低血糖傾向を示します。
3.クッシング症候群
誤り。コルチゾール過剰により高血圧と耐糖能異常をきたします。
4.原発性アルドステロン症
誤り。高血圧と低カリウム血症を特徴とします。
覚えるポイント
- アジソン病=色素沈着、低血圧、低血糖、低ナトリウム血症、高カリウム血症。
- クッシング症候群=中心性肥満、満月様顔貌、高血圧、耐糖能異常、骨粗鬆症。
- 褐色細胞腫=発作性高血圧、頭痛、動悸、発汗、高血糖。
- 原発性アルドステロン症=高血圧、低カリウム血症。