28AM66第28回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第28回午前(科目未分類)

呼吸器感染症について正しいのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

呼吸器感染症について、原因微生物と治療の考え方を問う問題です。

感冒の原因、結核の治療原則、非結核性抗酸菌の性質、そして抗菌薬耐性の問題という四つの論点が並んでいます。

解説

肺炎の治療では、抗菌薬の広範な使用に伴い耐性菌が増加していることが大きな課題です。ペニシリン耐性肺炎球菌、マクロライド耐性マイコプラズマ、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌などが問題となっており、適切な抗菌薬の選択と使用が求められています。

非結核性抗酸菌症は、土壌や水回りなど環境中の抗酸菌による感染で、人から人へは感染しません。結核菌との大きな違いです。

感冒(かぜ症候群)の原因の大部分はウイルスであり、細菌ではありません。したがって抗菌薬は原則として無効です。

肺結核の治療は、耐性菌の出現を防ぐために複数の抗結核薬を併用して長期間行うのが原則で、単剤治療は行いません。

選択肢の確認

1.非結核性抗酸菌は人から人へ感染する。
誤り。環境中の菌による感染で、人から人への感染はしないとされています。

2.感冒の原因は主に細菌感染である。
誤り。大部分はウイルス感染です。

3.肺結核の治療は抗菌薬の単剤治療である。
誤り。耐性化を防ぐため、複数の抗結核薬を併用します。

4.肺炎治療で菌の耐性化が問題となっている。
正しい。耐性菌の増加が治療上の大きな課題となっています。

覚えるポイント

  • 感冒の原因はほとんどがウイルスで、抗菌薬は無効。
  • 肺結核は多剤併用で長期間治療する。
  • 非結核性抗酸菌症は人から人へ感染しない。
  • 抗菌薬の不適切な使用は耐性菌を生む。
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