28AM67第28回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第28回午前(科目未分類)

COPDについて正しいのはどれか。

解答・解説を見る

正解: 4

正答

4

この問題のポイント

**慢性閉塞性肺疾患(COPD)**の疫学、換気障害の型、症状、管理を問う問題です。

喫煙との関係と、閉塞性換気障害という基本を押さえます。

解説

COPDは、主に喫煙により気道と肺胞が慢性的に傷害され、気流の制限が進行する疾患です。慢性気管支炎と肺気腫を含みます。喫煙率の関係から、これまで男性に多い疾患です。

呼吸機能検査では、1秒率(1秒量を努力肺活量で割った値)が70パーセント未満に低下する閉塞性換気障害を示します。肺活量が低下する拘束性換気障害とは逆のパターンです。

症状は労作時の呼吸困難、慢性の咳と痰が中心で、安静時の呼吸困難は進行した段階で現れます。

管理では禁煙が最も重要ですが、感染は増悪の主要な誘因であるため、インフルエンザワクチンや肺炎球菌ワクチンの接種が増悪予防に有用とされています。

選択肢の確認

1.女性に多い。
誤り。喫煙歴を背景に男性に多くみられます。

2.拘束性換気障害を呈する。
誤り。1秒率が低下する閉塞性換気障害を呈します。

3.安静時の呼吸困難が特徴である。
誤り。特徴的なのは労作時の呼吸困難です。

4.増悪予防にはインフルエンザワクチン接種は有効である。
正しい。感染による増悪を防ぐため、ワクチン接種が推奨されています。

覚えるポイント

  • COPDの最大の原因は喫煙、治療の基本は禁煙
  • 閉塞性換気障害=1秒率70パーセント未満。
  • 拘束性換気障害=肺活量(%肺活量)80パーセント未満、肺線維症などでみられる。
  • 増悪予防にワクチン接種、呼吸リハビリテーションが有用。
28AM6628AM68
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)