28AM68|第28回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第28回午前(科目未分類)
帯状疱疹について正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
帯状疱疹の原因、発疹の分布、治療を問う問題です。
水痘と帯状疱疹が同じウイルスによることを理解しているかが土台になります。
解説
帯状疱疹は、小児期の水痘の後に脊髄後根神経節や脳神経節に潜伏していた水痘・帯状疱疹ウイルスが再活性化して起こります。加齢、疲労、悪性腫瘍、免疫抑制状態などが誘因となるため、成人から高齢者に多く発症します。
発疹は、再活性化した神経節が支配する**片側の一つまたは複数の神経支配領域(デルマトーム)**に沿って帯状に出現し、正中を越えないのが特徴です。両下肢に好発するわけではありません。胸部から腹部にかけての肋間神経領域や、三叉神経第1枝領域に多くみられます。
治療には抗ウイルス薬が有効で、皮疹出現後できるだけ早期に開始することで、症状の軽減と帯状疱疹後神経痛の予防が期待されます。
コプリック斑は麻疹の初期に頬粘膜に出る白色の斑点で、帯状疱疹の所見ではありません。
選択肢の確認
1.抗ウイルス薬が有効である。
正しい。早期に開始することで症状を軽減し、後遺症の予防にもつながります。
2.発疹は両下肢に好発する。
誤り。片側の神経支配領域に沿って帯状に出現し、正中を越えません。
3.コプリック斑が出現する。
誤り。コプリック斑は麻疹の特徴的所見です。
4.小児期に発症する。
誤り。小児期に発症するのは水痘で、帯状疱疹は成人以降に多くみられます。
覚えるポイント
- 帯状疱疹=水痘・帯状疱疹ウイルスの再活性化、片側性でデルマトームに沿う。
- 治療は抗ウイルス薬を早期に開始する。
- 合併症に帯状疱疹後神経痛、顔面のものではラムゼイハント症候群。
- 皮疹部への直接刺激は避け、医療機関での治療を優先する。