28AM72|第28回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第28回午前(科目未分類)
食道癌について正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
食道癌の組織型、好発年齢・性別、危険因子を問う問題です。
食道の上皮の種類から組織型を、生活習慣から危険因子を考えます。
解説
食道は重層扁平上皮でおおわれているため、日本の食道癌の大部分は扁平上皮癌です。腺癌は、逆流性食道炎に伴うバレット食道を背景として食道下部に生じますが、日本では扁平上皮癌より少数です。
危険因子として最も重要なのが飲酒と喫煙です。特に、少量の飲酒で顔が赤くなる体質(アルコール代謝に関わる酵素の働きが弱い体質)の人では、飲酒による発癌リスクが高まることが知られています。ほかに熱い飲食物の常用も危険因子とされます。
食道癌は中高年の男性に多く、若年者や女性に多い癌ではありません。症状としては、嚥下時のつかえ感、しみる感じ、体重減少などがみられます。
選択肢の確認
1.腺癌が多い。
誤り。日本では扁平上皮癌が大部分を占めます。
2.若年者に多い。
誤り。中高年に多くみられます。
3.女性に多い。
誤り。男性に多い癌です。
4.アルコールは危険因子である。
正しい。飲酒と喫煙が代表的な危険因子です。
覚えるポイント
- 日本の食道癌は扁平上皮癌が大部分。
- 危険因子=飲酒、喫煙、熱い飲食物。
- 中高年男性に多い。
- 症状は嚥下時のつかえ感や体重減少で、早期には無症状のことが多い。