28AM73|第28回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第28回午前(科目未分類)
脳卒中の急性期リハビリテーションについて正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
脳卒中の急性期リハビリテーションの原則と注意点を問う問題です。
早期からの離床が推奨される一方で、進行する神経症状には慎重に対応する、という安全管理の考え方が問われています。
解説
脳卒中では、廃用症候群を防ぐため、全身状態が安定していれば発症早期からリハビリテーションを開始します。ただし、神経症状が増悪している段階では病態が不安定であり、動作を伴う訓練や離床は病状を悪化させる恐れがあるため行いません。この場合はまず医学的な安定を優先します。
急性期は臥床期間が長くなるため、起立性低血圧が起こりやすく、離床時には血圧や自覚症状を確認しながら段階的に進める配慮が必要です。
歩行訓練では、麻痺が重度で膝の支持性が不十分な時期に、膝上まで固定する長下肢装具を用いて立位・歩行練習を行うことがあります。
ベッド上でのポジショニングは、関節拘縮、褥瘡、肩関節の亜脱臼、浮腫を防ぐために重要で、急性期から欠かせません。
選択肢の確認
1.神経症状の増悪がある場合には動作を伴う訓練は行わない。
正しい。病態が不安定な時期は安静を優先し、医学的安定を図ります。
2.起立性低血圧に対する配慮は必要ない。
誤り。長期臥床後の離床では起立性低血圧への配慮が必須です。
3.歩行訓練で長下肢装具を用いることはない。
誤り。膝の支持性が不十分な時期に用いることがあります。
4.ベッド上でのポジショニングは必要ない。
誤り。拘縮、褥瘡、肩の亜脱臼の予防に重要です。
覚えるポイント
- 全身状態が安定していれば早期離床が原則。
- ただし神経症状の増悪時は訓練を控える。
- 急性期の合併症=廃用症候群、褥瘡、誤嚥性肺炎、深部静脈血栓症、肩手症候群。
- ポジショニングと関節可動域訓練は早期から行う。