28PM100|第28回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第28回午後(科目未分類)
難経六十九難の治療法則で原穴を選穴するのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
難経六十九難の治療法則に基づく本治法の選穴を問う問題です。
「虚すればその母を補う」という原則から、各証で補うべき五行穴を求め、その穴が原穴に当たるものを選びます。
解説
六十九難の法則では、虚証に対して自経の母穴と母経の母穴を補います。
肺虚証では、肺は金に属し、その母は土です。したがって肺経の土穴である太淵と、母経である脾経の土穴である太白を補います。ここで太淵は肺経の兪土穴であると同時に原穴でもあります。太白も脾経の兪土穴かつ原穴です。したがって肺虚証では原穴を選穴することになります。
一方、肝虚証では肝(木)の母は水であり、肝経の水穴である曲泉と腎経の水穴である陰谷を補います。脾虚証では脾(土)の母は火であり、脾経の火穴である大都と心経の火穴である少府を補います。腎虚証では腎(水)の母は金であり、腎経の金穴である復溜と肺経の金穴である経渠を補います。いずれも原穴には当たりません。
なお、陰経では兪穴と原穴が同じ穴になるという規則が、この問題の背景にあります。
選択肢の確認
1.肝虚証
誤り。曲泉と陰谷(いずれも合水穴)を補うため、原穴ではありません。
2.脾虚証
誤り。大都と少府(いずれも滎火穴)を補うため、原穴ではありません。
3.肺虚証
正しい。太淵と太白を補い、これらは兪土穴であると同時に原穴です。
4.腎虚証
誤り。復溜と経渠(いずれも経金穴)を補うため、原穴ではありません。
覚えるポイント
- 六十九難=虚すれば母を補い、実すれば子を瀉す。
- 陰経では兪穴と原穴が一致する。
- 肺虚証=太淵(肺経兪土穴・原穴)と太白(脾経兪土穴・原穴)を補う。
- 五行穴の配当は陰経が井木・滎火・兪土・経金・合水の順。