28PM106|第28回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第28回午後(科目未分類)
長母指外転筋腱と短母指伸筋腱の間に取るのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
局所解剖を手がかりにした取穴を問う問題です。
長母指外転筋腱と短母指伸筋腱という二つの腱の名前から、前腕の橈側にある経穴を絞ります。
解説
列欠は手の太陰肺経の絡穴で、八脈交会穴(任脈に通ずる)でもあります。取穴は、前腕橈側で長母指外転筋腱と短母指伸筋腱の間、手関節掌側横紋の上1.5寸(太淵の上1.5寸)に取ります。
この二つの腱は解剖学的嗅ぎタバコ入れ(スナッフボックス)の橈側の境界をつくる腱で、母指を伸ばすと浮き上がって触れやすくなります。
温溜は手の陽明大腸経の郄穴で、前腕後外側、陽渓と曲池を結ぶ線上、手関節背側横紋の上5寸にあります。
外関は手の少陽三焦経の絡穴で、前腕後面、橈骨と尺骨の間、手関節背側横紋の上2寸にあります。
郄門は手の厥陰心包経の郄穴で、前腕前面、長掌筋腱と橈側手根屈筋腱の間、手関節掌側横紋の上5寸にあります。
選択肢の確認
1.温溜
誤り。前腕後外側にあり、陽渓と曲池を結ぶ線上に取ります。
2.外関
誤り。前腕後面で橈骨と尺骨の間に取ります。
3.郄門
誤り。前腕前面で長掌筋腱と橈側手根屈筋腱の間に取ります。
4.列欠
正しい。長母指外転筋腱と短母指伸筋腱の間、手関節掌側横紋の上1.5寸に取ります。
覚えるポイント
- 列欠=肺経の絡穴、八脈交会穴(任脈に通ずる)、頭項の症状に用いる。
- 目印は長母指外転筋腱と短母指伸筋腱の間。
- 郄門は心包経の郄穴、外関は三焦経の絡穴、温溜は大腸経の郄穴。
- 腱を目印にする経穴は、その腱を動かして確認すると取りやすい。