28PM108|第28回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第28回午後(科目未分類)
経穴とその部位にある筋の支配神経の組合せで正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
経穴の部位にある筋と、その支配神経を三段階でたどる問題です。
経穴の位置→そこにある筋→その筋の支配神経、という順に考えます。
解説
三陰交は足の太陰脾経の経穴で、下腿内側、脛骨内縁の後際、内果尖の上3寸に取ります。この部の深部には後脛骨筋や長趾屈筋があり、いずれも脛骨神経の支配です。したがってこの組合せが正しくなります。
孔最は手の太陰肺経の郄穴で、前腕前外側、尺沢と太淵を結ぶ線上、手関節掌側横紋の上7寸にあります。この部には腕橈骨筋(橈骨神経)や橈側手根屈筋(正中神経)があり、尺骨神経支配ではありません。
支正は手の太陽小腸経の絡穴で、前腕後内側、尺骨内縁と尺側手根屈筋の間、陽谷の上5寸にあります。尺側手根屈筋は尺骨神経の支配で、正中神経ではありません。
陽陵泉は足の少陽胆経の合土穴で、腓骨頭前下方にあります。この部の長腓骨筋は浅腓骨神経の支配で、深腓骨神経ではありません。
選択肢の確認
1.孔最-尺骨神経
誤り。この部の筋は橈骨神経や正中神経の支配です。
2.支正-正中神経
誤り。尺側手根屈筋であり、尺骨神経の支配です。
3.三陰交-脛骨神経
正しい。後脛骨筋や長趾屈筋は脛骨神経の支配です。
4.陽陵泉-深腓骨神経
誤り。長腓骨筋は浅腓骨神経の支配です。
覚えるポイント
- 三陰交=脾経、内果尖の上3寸、足の三陰経(脾・肝・腎)が交わる。
- 下腿後面(屈筋群)=脛骨神経、下腿外側(腓骨筋群)=浅腓骨神経、下腿前面(伸筋群)=深腓骨神経。
- 前腕の尺側手根屈筋は尺骨神経支配。
- 陽陵泉の付近では総腓骨神経が腓骨頸を回るため、刺鍼時に注意する。