28PM123第28回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第28回午後(科目未分類)

次の文で示す症例で経脈を考慮した治療穴として最も適切なのはどれか。「19歳の男性。2か月前に左足関節の内がえし捻挫を起こし、今も痛みが取れない。イライラしやすく、左肩上部のつっぱり感がある。」

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

経脈を考慮した遠隔治療穴を選ぶ問題です。

19歳男性、左足関節の内がえし捻挫による外側の痛みが持続、イライラ、左肩上部のつっぱり感、という三つの手がかりが同じ経脈を指しています。

解説

足関節の内がえし捻挫では、足関節の外側の靱帯や軟部組織が傷つきます。足の外側から下腿外側を上るのは足の少陽胆経です。

さらに、イライラしやすいことは肝胆の失調を示し、肩上部のつっぱり感も胆経が肩上を通ることに対応します。三つの症状がいずれも胆経に関係しており、胆経を考慮した治療穴が適切です。

侠渓は胆経の滎水穴で、第4・第5足指間、みずかきの近位、赤白肉際に取ります。選択肢4の記述に一致します。

他の選択肢は、「第1・第2足指間、みずかきの近位、赤白肉際」が行間(肝経)、「第2・第3足指間、みずかきの後縁、赤白肉際」が内庭(胃経)、「第5中足指節関節外側の遠位陥凹部、赤白肉際」が足通谷(膀胱経)です。

選択肢の確認

1.第1・第2足指間、みずかきの近位、赤白肉際
誤り。行間であり、足の厥陰肝経の経穴です。

2.第2・第3足指間、みずかきの後縁、赤白肉際
誤り。内庭であり、足の陽明胃経の経穴です。

3.第5中足指節関節外側の遠位陥凹部、赤白肉際
誤り。足通谷であり、足の太陽膀胱経の経穴です。

4.第4・第5足指間、みずかきの近位、赤白肉際
正しい。侠渓であり、足の少陽胆経の滎水穴です。

覚えるポイント

  • 内がえし捻挫=足関節外側の損傷、外側は胆経の走行部位。
  • 侠渓=胆経の滎水穴、第4・第5足指間。
  • 胆経は側頭部から体側、下肢外側を通り第4趾外側端に至る。
  • 症状と走行部位を照らし合わせて経脈を決める。
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