28PM129|第28回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第28回午後(科目未分類)
罹患筋への治療穴として天泉を用いる疾患で、陽性となる可能性が最も高い理学検査はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
経穴の部位にある筋から疾患を推定し、その疾患で陽性となる理学検査を選ぶ問題です。
天泉がどの筋の上にあるかを思い出すことが出発点になります。
解説
天泉は手の厥陰心包経の経穴で、上腕前面、上腕二頭筋の長頭と短頭の間、腋窩横紋前端の下方2寸に取ります。したがって罹患筋は上腕二頭筋です。
上腕二頭筋、特に長頭腱の障害(上腕二頭筋長頭腱炎)で陽性となる代表的な検査がスピードテストです。肘を伸展し前腕を回外した状態で、肩関節の屈曲に抵抗を加え、結節間溝部に痛みが出れば陽性です。同じ目的でヤーガソンテストも用いられます。
ペインフルアークサインは肩関節外転時の有痛弧をみる検査で、腱板損傷や肩峰下滑液包炎を示唆します。
フローマン徴候は尺骨神経麻痺、ティアドロップ徴候も母指内転筋の機能低下すなわち尺骨神経麻痺に関する所見です。
選択肢の確認
1.スピードテスト
正しい。上腕二頭筋長頭腱の障害で陽性となる検査です。
2.ペインフルアークサイン
誤り。腱板障害や肩峰下滑液包炎を示唆する所見です。
3.フローマン徴候
誤り。尺骨神経麻痺を示す所見です。
4.ティアドロップ徴候
誤り。母指内転筋の機能低下に関する所見で、尺骨神経麻痺に関係します。
覚えるポイント
- 天泉=心包経、上腕二頭筋の長頭と短頭の間。
- 上腕二頭筋長頭腱炎=スピードテスト、ヤーガソンテスト陽性。
- ペインフルアークサイン=腱板障害。
- フローマン徴候・ティアドロップ徴候=尺骨神経麻痺。