28PM145|第28回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第28回午後(科目未分類)
毫鍼の製造工程で滅菌に用いるのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
滅菌と消毒の違いを理解しているかを問う問題です。
滅菌はすべての微生物を死滅させること、消毒は病原微生物を害のない程度まで減らすことです。選択肢のうち滅菌法はどれかを選びます。
解説
酸化エチレンガス(エチレンオキサイドガス、EOG)滅菌は、低温で行える化学的滅菌法です。熱に弱い材料にも使えるため、包装した状態の使い捨て鍼の滅菌に広く用いられています。
これに対し、グルコン酸クロルヘキシジン、塩化ベンザルコニウム、ポビドンヨードはいずれも消毒薬です。
グルコン酸クロルヘキシジンと塩化ベンザルコニウムは中水準から低水準の消毒薬で、手指や皮膚の消毒に用いられます。ポビドンヨードはヨウ素系の消毒薬で、皮膚や粘膜の消毒に用いられます。いずれも芽胞を含むすべての微生物を死滅させる滅菌ではありません。
なお、滅菌法にはほかに高圧蒸気滅菌(オートクレーブ)、乾熱滅菌、放射線滅菌などがあります。
選択肢の確認
1.グルコン酸クロルヘキシジン
誤り。手指や皮膚に用いる消毒薬です。
2.塩化ベンザルコニウム
誤り。逆性石けんと呼ばれる消毒薬です。
3.酸化エチレンガス
正しい。低温で行える化学的滅菌法で、使い捨て鍼の滅菌に用いられます。
4.ポビドンヨード
誤り。ヨウ素系の消毒薬です。
覚えるポイント
- 滅菌=すべての微生物を死滅、消毒=病原微生物を減らす。
- 滅菌法=高圧蒸気滅菌、乾熱滅菌、酸化エチレンガス滅菌、放射線滅菌。
- 鍼は**単回使用(ディスポーザブル)**が原則で、使用済み鍼は感染性廃棄物として処理する。
- 施術前の手指衛生と刺鍼部位の消毒は感染対策の基本。