28PM151|第28回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第28回午後(科目未分類)
良質艾の精製工程で最も時間をかけて不純物を取り除くのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
艾(もぐさ)の精製工程を順に理解しているかを問う問題です。
各工程の役割と、どこで最も丁寧に不純物を除くのかを押さえます。
解説
艾は、ヨモギの葉を乾燥させ、次のような工程を経てつくられます。
まず乾燥した葉を石臼でつき砕き、葉肉や葉脈を細かく壊して毛茸と腺毛を取り出しやすくします。
次に**長唐箕(けんどん)**にかけ、大きなごみや粗い夾雑物を粗く取り除きます。
続いて唐箕にかけ、風の力で軽い毛茸と重い不純物を分けます。この工程を繰り返し時間をかけて行うことで純度が高まり、良質艾がつくられます。回数を重ねるほど夾雑物が減り、色は淡黄白色に近づき、香りがよく、燃焼温度は低くなります。
裁断機は原料の葉を細かく切る前段階の工程で、不純物の除去を主とするものではありません。
選択肢の確認
1.裁断機
誤り。原料を切る工程であり、不純物除去の中心ではありません。
2.石臼
誤り。葉をつき砕いて毛茸を取り出しやすくする工程です。
3.けんどん(長唐箕)
誤り。粗い夾雑物を大まかに除く工程です。
4.唐箕
正しい。風選を繰り返して不純物を取り除く工程で、最も時間をかけて行われます。
覚えるポイント
- 良質艾=淡黄白色、夾雑物が少なく、軽く柔らかい、香りがよい。
- 良質艾は燃焼温度が低く、熱感が緩やかで透熱灸に適する。
- 粗製艾は夾雑物が多く色が黒っぽく、燃焼温度が高い。
- 艾の主成分は葉裏の毛茸と腺毛である。