28PM152|第28回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第28回午後(科目未分類)
透熱灸を避けるべき経穴はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
有痕灸を避けるべき部位を問う安全管理の問題です。
透熱灸は施灸部に灸痕(瘢痕)を残すため、瘢痕が問題になる部位を避けます。
解説
透熱灸は艾炷を皮膚上で最後まで燃焼させる有痕灸であり、施灸部には熱傷による**灸痕(瘢痕)**が残ります。
そのため、顔面部のように瘢痕が目立って美容上の問題となる部位は避けるべきとされます。顴髎は手の太陽小腸経の経穴で、目外眥の直下、頬骨下方の陥凹部にあり、まさに顔面部の経穴です。したがって透熱灸を避けるべき経穴として適切です。
このほか、透熱灸を避けるべき部位として、粘膜、眼球周囲、化膿しやすい部位、知覚が鈍い部位(熱傷に気づけない)、血行障害のある部位などが挙げられます。
神堂は背部(第5胸椎棘突起下の外方3寸)、風市は大腿外側、臑会は上腕後面にあり、いずれも衣服で覆われる部位で、瘢痕が美容上の問題となりにくい部位です。
選択肢の確認
1.神堂
誤り。背部の経穴で、透熱灸を避けるべき典型的な部位ではありません。
2.顴髎
正しい。顔面部にあり、灸痕が残ることが問題となるため透熱灸を避けます。
3.風市
誤り。大腿外側の経穴です。
4.臑会
誤り。上腕後面の経穴です。
覚えるポイント
- 透熱灸は有痕灸で、施灸部に瘢痕が残る。
- 避けるべき部位=顔面部、粘膜、眼球周囲、知覚鈍麻部、血行障害部。
- 糖尿病や末梢循環障害のある人では化膿と難治性潰瘍に注意する。
- 顔面部には無痕灸(温灸、知熱灸など)を選ぶ。