28PM83|第28回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第28回午後(科目未分類)
脳卒中片麻痺患者の動作について正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
片麻痺患者の動作指導の原則を問う問題です。
「着患脱健」「健側から上がり患側から下りる」「杖は健側」という三つの決まりを覚えているかが決め手です。
解説
杖は麻痺のない健側の手で持ちます。健側で杖を持つことで、杖と患側下肢で支持基底面を広く保ち、体重を分散させて安定した歩行が可能になるためです。患側で杖を持つと、支える力が弱く安定しません。
衣服の着脱は、着るときは患側から、脱ぐときは健側から行います(着患脱健)。動かしにくい側を先に袖に通すほうが容易で、脱ぐときは動く側から抜くほうが楽だからです。
階段は、上がるときは健側から、下りるときは患側から行います。常に健側が体重を支えられる位置にあるようにするためです。
ベッドでの起き上がりは、健側を下にして側臥位となり、健側の手足を使って起き上がるのが一般的です。患側を下にすると自分で起き上がることが難しく、患側の肩を痛める恐れもあります。
選択肢の確認
1.衣服を着るときは健側から行う。
誤り。着るときは患側から行います(着患脱健)。
2.ベッドでの起き上がりは患側を下にする。
誤り。健側を下にして、健側の力を使って起き上がります。
3.歩行時には杖を健側で持つ。
正しい。健側で杖を持つことで支持性と安定性が高まります。
4.階段は患側から上がる。
誤り。上がるときは健側から、下りるときは患側からが原則です。
覚えるポイント
- 杖は健側で持つ。
- 着脱は着患脱健(着るときは患側から、脱ぐときは健側から)。
- 階段は上がるとき健側から、下りるとき患側から。
- 患側の肩は亜脱臼しやすいため、引っ張らないよう注意する。