28PM86|第28回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第28回午後(科目未分類)
脳性麻痺について正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
脳性麻痺に対するリハビリテーションの考え方を問う問題です。
診断の確定を待たずに早期から働きかけること、家族を支援の中心に据えることが要点です。
解説
脳性麻痺は、受胎から新生児期までに生じた脳の非進行性病変による運動と姿勢の異常です。乳児期早期は症状が明らかでないことが多く、早期の確定診断は容易ではありません。
そのため、診断の確定を待つのではなく、運動発達の遅れや姿勢の異常が疑われた段階から早期に介入します。姿勢の管理、抱き方、遊びを通した運動の促しを行い、二次的な変形や拘縮を防ぎます。
生活の大部分は家庭で営まれるため、家族への保育指導が極めて重要です。日常の抱き方、寝かせ方、食事や更衣の介助、遊びの工夫を家族が身につけることで、訓練効果が生活に生かされます。
運動発達を自然に任せると、異常な姿勢パターンが固定して変形や拘縮が進む恐れがあるため、適切な働きかけが必要です。
選択肢の確認
1.早期診断は容易である。
誤り。乳児期早期の診断は難しく、経過をみながら判断されます。
2.診断が確定してから介入する。
誤り。疑われた段階から早期に介入します。
3.運動発達は自然に任せる。
誤り。異常姿勢の固定や変形を防ぐため、適切な働きかけが必要です。
4.家族への保育指導を行う。
正しい。家庭での関わり方を指導することが支援の中心となります。
覚えるポイント
- 脳性麻痺=受胎から新生児期までの非進行性の脳病変による運動・姿勢の異常。
- 病変は進行しないが、変形や拘縮という二次障害は進行しうる。
- 早期発見・早期介入と家族指導が重要。
- 病型には痙直型、アテトーゼ型、失調型などがある。