28PM87|第28回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第28回午後(科目未分類)
呼吸理学療法と目的の組合せで正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
呼吸理学療法の各手技とその目的を対応させる問題です。
換気量を増やす手技、痰を出す手技、気道の虚脱を防ぐ手技を区別します。
解説
**腹式呼吸訓練(横隔膜呼吸)**は、横隔膜を効率よく使って深くゆっくり呼吸する方法を身につける訓練です。呼吸数を減らして一回換気量を増やし、呼吸仕事量を減らして息切れを軽減します。
胸郭モビライゼーションは、硬くなった胸郭の可動性を改善して換気を助ける手技であり、虚脱した気道を拡張することが目的ではありません。
体位ドレナージは、痰のたまった肺区域が上になるよう体位をとり、重力を利用して排痰を促す手技です。吸気機能の強化が目的ではありません。
口すぼめ呼吸は、口をすぼめてゆっくり息を吐くことで気道内圧を高め、呼気時の末梢気道の虚脱を防ぐ方法です。COPDの労作時呼吸困難に有効で、咳嗽機能の強化が目的ではありません。
選択肢の確認
1.腹式呼吸訓練-一回換気量増大
正しい。横隔膜を使った呼吸により一回換気量を増やし、呼吸効率を高めます。
2.胸郭モビライゼーション-虚脱した気道の拡張
誤り。目的は胸郭の可動性の改善です。
3.体位ドレナージ-吸気機能強化
誤り。重力を利用した排痰が目的です。
4.口すぼめ呼吸-咳嗽機能強化
誤り。呼気時の気道虚脱を防ぐことが目的です。
覚えるポイント
- 腹式呼吸訓練=一回換気量の増大、呼吸仕事量の軽減。
- 口すぼめ呼吸=呼気時の気道虚脱防止、COPDで有効。
- 体位ドレナージ=重力を利用した排痰。
- 胸郭モビライゼーション=胸郭可動性の改善。