28PM92|第28回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第28回午後(科目未分類)
六腑に属する奇恒の腑が、剋する腑の生理作用はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
二段構えの問題です。まず「六腑に属する奇恒の腑」がどれかを特定し、次にそれが剋する腑を五行の相剋関係から求め、最後にその腑の生理作用を選びます。
一つずつ順に処理すると確実に解けます。
解説
奇恒の腑は、脳、髄、骨、脈、胆、女子胞の六つです。このうち六腑にも属するのは胆だけです。胆は精汁(胆汁)を蔵する点で奇恒の腑の性質を持ちながら、六腑にも数えられます。
胆は五行では木に属します。相剋関係では木剋土であり、胆が剋するのは土の腑、すなわち胃です。
胃の生理作用は受納を主ることと腐熟を主ることです。飲食物を受け入れ、消化しやすい状態にして小腸へ送ります。また胃気は降ろすことを順とします(降濁)。
選択肢の確認
1.貯尿を主る。
誤り。膀胱の作用です。膀胱は水に属し、腎と表裏をなします。
2.受納を主る。
正しい。胃の作用であり、胆(木)が剋する土の腑にあたります。
3.決断を主る。
誤り。胆自身の作用です。胆は決断を主り、勇気に関わるとされます。
4.昇清を主る。
誤り。脾の作用であり、脾は腑ではなく臓です。
覚えるポイント
- 奇恒の腑=脳、髄、骨、脈、胆、女子胞。六腑と重なるのは胆のみ。
- 相剋=木剋土、土剋水、水剋火、火剋金、金剋木。
- 胃=受納と腐熟を主り、降濁を順とする。
- 脾=運化と昇清を主り、統血を担う。