28PM97|第28回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第28回午後(科目未分類)
経脈病証で「顔がくすみ、皮膚がかさかさして艶がない。口が苦く、よくため息をつく。痛みで寝返りが打てない。」のはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
**経脈病証(是動病・所生病)**の記載から、該当する経脈を判断する問題です。
顔がくすむ、皮膚に艶がない、口が苦い、ため息が多い、痛みで寝返りが打てない、という特徴に注目します。
解説
**口が苦い(口苦)**は胆の熱を示す代表的な症状で、**ため息が多い(善太息)**は肝胆の気滞を示します。さらに、**痛みで寝返りが打てない(心脇痛、転側できない)**は側胸部から脇にかけての症状であり、体側を走行する経脈を示唆します。
これらは、足の少陽胆経の病証に記される内容と一致します。顔色がくすみ艶がないという記載も、胆経の病証として挙げられる特徴です。
胆経は目外眥から始まり、側頭部を巡り、体側を下って下肢外側を通り、第4趾外側端に至ります。側胸部や脇の症状が出やすい走行です。
手の太陰肺経の病証は咳嗽、喘息、缺盆中痛などが中心です。手の太陽小腸経の病証は咽の痛み、頷や頬の腫れ、肩や上腕の痛みが中心です。足の厥陰肝経の病証は腰痛、疝気、少腹部の症状が中心となります。
選択肢の確認
1.手の太陰経病証
誤り。咳嗽や喘息など呼吸器の症状が中心です。
2.手の太陽経病証
誤り。咽の痛み、頬や頷の腫れ、肩上腕の痛みが中心です。
3.足の少陽経病証
正しい。口苦、善太息、体側の痛みで寝返りが打てないという特徴に合致します。
4.足の厥陰経病証
誤り。腰痛、疝気、少腹の症状が中心となります。
覚えるポイント
- 足の少陽胆経の病証=口苦、善太息、心脇痛で転側不能、顔色がくすむ。
- 胆経は目外眥から体側を下り、第4趾外側端に終わる。
- 口苦は胆熱、善太息は肝胆の気滞を示す。
- 経脈病証は走行部位の症状とセットで覚える。