29AM1|第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第29回午前(科目未分類)
我が国の国民医療費の現状について正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
国民医療費に関する数値の感覚を問う問題です。
総額、一人あたりの額、対国民所得比、財源構成という四つの指標について、おおよその大きさを覚えているかが問われます。
解説
国民医療費は、その年度に医療機関で保険診療の対象となりうる傷病の治療に要した費用を推計したものです。
国民一人あたりの医療費は年間30万円を超える水準にあり、この記述が正しくなります。高齢者ではこれより大きく、若年層では小さくなります。
国民医療費の対国民所得比はおよそ10パーセント台前半であり、15パーセントを超える水準ではありません。
総額は40兆円台であり、50兆円を超える水準には至っていません(この問題が出題された時点の統計に基づきます)。
財源の構成は、公費(国と地方)がおよそ4割弱、保険料がおよそ5割、患者負担はおよそ1割強であり、30パーセントを超えるものではありません。
選択肢の確認
1.対国民所得比は15%を超える。
誤り。10パーセント台前半の水準です。
2.国民医療費は50兆円を超える。
誤り。40兆円台の水準です。
3.財源は患者負担が30%を超える。
誤り。患者負担はおよそ1割強です。
4.国民一人あたりの医療費は年間30万円を超える。
正しい。一人あたりでは30万円を超える水準にあります。
覚えるポイント
- 国民医療費の財源=保険料が約5割、公費が約4割弱、患者負担が約1割強。
- 一人あたり医療費は30万円を超える水準で、年齢が上がるほど高くなる。
- 国民医療費には正常な妊娠・分娩、健康診断、予防接種、美容整形などは含まれない。
- 傷病別では循環器系疾患が大きな割合を占める。