29AM18|第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第29回午前(科目未分類)
心臓について正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
心臓の構造について、刺激伝導系、弁の構造、大血管と冠状動脈の位置関係を問う問題です。
解説
洞房結節は右心房壁の、上大静脈が開口する部位の近くにあります。心臓のペースメーカーとして自動的に興奮を発生し、その興奮が心房を伝わって房室結節、ヒス束、右脚・左脚、プルキンエ線維へと伝えられます。
大動脈口は肺動脈口の**後方(右後方)**にあります。肺動脈幹が前方を通って上行大動脈の前を左上方に走るため、位置関係が逆になります。
腱索は、**房室弁(三尖弁と僧帽弁)**の弁尖の縁と乳頭筋を結ぶ細い索で、心室収縮時に弁が心房側へ反転するのを防ぎます。半月弁(大動脈弁と肺動脈弁)には腱索も乳頭筋もありません。
後室間枝(後下行枝)は、多くの場合右冠状動脈の枝です。左冠状動脈からは前室間枝(前下行枝)と回旋枝が分かれます。
選択肢の確認
1.大動脈口は肺動脈口の前方にある。
誤り。大動脈口は肺動脈口の後方にあります。
2.腱索は半月弁に付着する。
誤り。腱索が付着するのは房室弁です。
3.洞房結節は右心房壁にある。
正しい。上大静脈開口部付近にあり、心臓のペースメーカーとして働きます。
4.後室間枝は左冠状動脈の枝である。
誤り。多くは右冠状動脈の枝です。
覚えるポイント
- 刺激伝導系=洞房結節→房室結節→ヒス束→右脚・左脚→プルキンエ線維。
- 腱索と乳頭筋は房室弁にあり、半月弁にはない。
- 左冠状動脈=前室間枝と回旋枝、右冠状動脈=後室間枝。
- 心尖拍動は第5肋間、左鎖骨中線のやや内側で触れる。