29AM19|第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第29回午前(科目未分類)
肺門を通るのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
肺門を通る構造物を問う問題です。
肺門は、肺に出入りするものが集まる部位です。何が出入りするかを整理します。
解説
肺門は肺の内側面にあり、ここを主気管支、肺動脈、肺静脈、気管支動脈、気管支静脈、リンパ管、神経が出入りします。これらをまとめて肺根といいます。
気管支動脈は胸大動脈から分かれ、気管支や肺の組織そのものを養う栄養血管で、肺門を通って肺内に入ります。したがって正答となります(肺動脈は機能血管でガス交換に関わります)。
気管は肺門を通りません。気管は気管分岐部で左右の主気管支に分かれ、その主気管支が肺門を通ります。
横隔神経は縦隔内を、心膜の外側に沿って下行し、横隔膜に達します。肺門の前方を通過しますが、肺門を通って肺に入るものではありません。
胸管はリンパの本幹で、後縦隔を上行して左静脈角に注ぎます。肺門を通るものではありません。
選択肢の確認
1.横隔神経
誤り。縦隔内を下行して横隔膜に達する神経で、肺門を通って肺に入るものではありません。
2.気管
誤り。肺門を通るのは主気管支です。
3.気管支動脈
正しい。肺の栄養血管であり、肺門を通って肺内に入ります。
4.胸管
誤り。後縦隔を上行して左静脈角に注ぐリンパ本幹です。
覚えるポイント
- 肺門を通るもの=主気管支、肺動脈、肺静脈、気管支動静脈、リンパ管、神経。
- 肺動脈は機能血管(ガス交換)、気管支動脈は栄養血管。
- 肺動脈には静脈血、肺静脈には動脈血が流れる。
- 右主気管支は左より太く短く垂直に近いため、誤嚥物は右に入りやすい。