29AM20|第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第29回午前(科目未分類)
小腸について正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
小腸の構造と発生を問う問題です。
粘膜のヒダの名前、腸間膜の有無、十二指腸空腸曲の位置を確認します。
解説
消化管の上皮は内胚葉から分化します。小腸の上皮も同様で、吸収上皮細胞や杯細胞などが内胚葉に由来します。なお、消化管の平滑筋や結合組織は中胚葉由来です。
小腸の粘膜には**輪状ヒダ(ケルクリングヒダ)**があり、その表面に腸絨毛、さらに微絨毛が並んで吸収面積を大きくしています。**半月ヒダ(結腸半月ヒダ)**は大腸にみられる構造です。
十二指腸空腸曲は、十二指腸が空腸に移行する屈曲部で、第2腰椎の左側にあります。ここは十二指腸提筋(トライツ靱帯)で固定されています。
回腸は空腸とともに腸間膜をもち、腸間膜小腸と呼ばれます。腸間膜をもたない(後腹壁に固定された)のは十二指腸の大部分、上行結腸、下行結腸などです。
選択肢の確認
1.上皮は内胚葉から分化する。
正しい。消化管の上皮は内胚葉由来です。
2.半月ヒダがある。
誤り。半月ヒダは大腸の構造です。小腸には輪状ヒダがあります。
3.十二指腸空腸曲は腰椎の右にある。
誤り。第2腰椎の左側にあります。
4.回腸には腸間膜がない。
誤り。空腸と回腸はいずれも腸間膜をもちます。
覚えるポイント
- 消化管上皮は内胚葉由来、筋層と結合組織は中胚葉由来。
- 小腸=輪状ヒダ、腸絨毛、微絨毛で吸収面積を拡大。
- 大腸=結腸半月ヒダ、結腸ヒモ、結腸膨起、腹膜垂。
- 十二指腸空腸曲は第2腰椎の左側にある。