29AM21|第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第29回午前(科目未分類)
腎臓について正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
腎臓の微細構造を問う問題です。
皮質と髄質にそれぞれ何があるか、ネフロンの範囲はどこまでかを整理します。
解説
**足細胞(タコ足細胞)**は、糸球体の毛細血管の外側を取り囲む細胞で、指のように伸びた足突起が毛細血管に密着し、その間のろ過スリットがろ過膜の一部をなします。したがって「糸球体表面を取り囲んでいる」という記述が正しくなります。
腎小体(糸球体とボーマン嚢)は皮質に存在します。髄質にあるのはヘンレのループの一部と集合管です。
腎乳頭は、髄質にある腎錐体の先端で、腎杯に向かって突出しています。腎柱は腎錐体と腎錐体の間に入り込んだ皮質の部分であり、その先端が腎乳頭になるのではありません。
**ネフロン(腎単位)**は、腎小体と尿細管(近位尿細管、ヘンレのループ、遠位尿細管)からなります。集合管はネフロンに含まれません。
選択肢の確認
1.腎小体は髄質に散在する。
誤り。腎小体は皮質にあります。
2.腎柱の先端を腎乳頭という。
誤り。腎錐体の先端が腎乳頭です。
3.集合管はネフロンを構成する。
誤り。ネフロンは腎小体と尿細管からなり、集合管は含まれません。
4.足細胞は糸球体表面を取り囲んでいる。
正しい。足突起が毛細血管を包み、ろ過膜の一部をなします。
覚えるポイント
- ネフロン=腎小体(糸球体+ボーマン嚢)+尿細管。集合管は含まない。
- 腎小体は皮質、腎錐体と集合管の一部は髄質。
- ろ過膜=有窓性内皮+基底膜+足細胞の足突起。
- 尿の流れ=腎乳頭→腎杯→腎盂→尿管→膀胱→尿道。