29AM23|第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第29回午前(科目未分類)
脳神経で瞳孔を縮小させるのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
瞳孔の調節に関わる神経を問う問題です。
縮瞳と散瞳のそれぞれを担う神経と筋を対応させます。
解説
瞳孔括約筋は瞳孔を縮小させる平滑筋で、動眼神経に含まれる副交感神経線維の支配を受けます。この線維は中脳の動眼神経副核(エディンガー・ウェストファル核)から起こり、毛様体神経節でニューロンを換えて瞳孔括約筋に至ります。したがって瞳孔を縮小させるのは動眼神経です。
一方、瞳孔散大筋は瞳孔を広げる平滑筋で、交感神経の支配を受けます。交感神経の経路が障害されると、縮瞳、眼瞼下垂、眼裂狭小などを示すホルネル徴候が現れます。
視神経は網膜からの視覚情報を伝える感覚性の神経で、対光反射では求心路として働きますが、瞳孔を動かす遠心路ではありません。
滑車神経は上斜筋を、外転神経は外側直筋を支配する眼球運動の神経であり、瞳孔の大きさには関与しません。
選択肢の確認
1.視神経
誤り。視覚情報を伝える神経で、対光反射では求心路にあたります。
2.動眼神経
正しい。副交感神経線維が瞳孔括約筋を支配し、縮瞳を起こします。
3.滑車神経
誤り。上斜筋を支配する眼球運動の神経です。
4.外転神経
誤り。外側直筋を支配する眼球運動の神経です。
覚えるポイント
- 縮瞳=動眼神経(副交感)、瞳孔括約筋。散瞳=交感神経、瞳孔散大筋。
- 対光反射=求心路は視神経、遠心路は動眼神経。
- 動眼神経は上直筋、下直筋、内側直筋、下斜筋、上眼瞼挙筋も支配する。
- ホルネル徴候=縮瞳、眼瞼下垂、眼裂狭小、発汗低下。