29AM25第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第29回午前(科目未分類)

胃液分泌を促進するのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

胃液分泌の調節を問う問題です。

促進する要因と抑制する要因を、脳相・胃相・腸相の三つの相に分けて整理します。

解説

胃液分泌は次の三相で調節されます。

脳相は、食物を見る、においをかぐ、味わうといった刺激により、**迷走神経(副交感神経)**を介して胃液分泌が促進される段階です。食物による口腔粘膜の刺激はこの脳相にあたり、胃液分泌を促進します。

胃相は、食物が胃に入って胃壁が伸展され、また蛋白質の分解産物が刺激となってガストリンが分泌され、胃酸とペプシノーゲンの分泌が促される段階です。

腸相は、酸性の粥状液が十二指腸に入ることでセクレチンやコレシストキニンが分泌され、胃液分泌と胃運動が抑制される段階です。したがって、セクレチンの増加と、酸による十二指腸粘膜の刺激は、いずれも抑制方向に働きます。

また、交感神経の活動増加は消化機能を抑制する方向に働くため、胃液分泌は減少します。

選択肢の確認

1.食物による口腔粘膜の刺激
正しい。脳相にあたり、迷走神経を介して胃液分泌を促進します。

2.セクレチン分泌の増加
誤り。腸相で分泌され、胃液分泌を抑制します。

3.交感神経活動の増加
誤り。消化機能は抑制されます。

4.酸による十二指腸粘膜の刺激
誤り。セクレチンの分泌を促し、胃液分泌を抑制します。

覚えるポイント

  • 脳相=迷走神経を介する促進、胃相=ガストリンによる促進、腸相=セクレチンなどによる抑制。
  • ガストリン=胃酸分泌促進、セクレチン=胃酸分泌抑制と膵液(重炭酸)分泌促進。
  • コレシストキニン=胆嚢収縮と膵酵素分泌促進。
  • 消化機能は副交感神経優位で促進、交感神経優位で抑制される。
29AM2429AM26
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