29AM26|第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第29回午前(科目未分類)
ビタミンについて正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
ビタミンの働きと欠乏症を問う問題です。
水溶性か脂溶性か、そして具体的な機能を対応させます。
解説
**ビタミンC(アスコルビン酸)**は水溶性ビタミンで、コラーゲンの生成に必須です。コラーゲン合成の過程でプロリンやリシンが水酸化される反応に関与します。欠乏すると壊血病を起こし、歯肉出血や皮下出血、創傷治癒の遅れがみられます。抗酸化作用や鉄の吸収促進にも関わります。
ビタミンAは脂溶性ビタミンで、視覚(ロドプシンの成分)や上皮の維持に関わります。エネルギー源にはなりません。欠乏すると夜盲症や皮膚の角化異常を生じます。
脚気は**ビタミンB1(チアミン)**の欠乏によるもので、末梢神経障害や心不全(脚気心)を起こします。ビタミンB12の欠乏は悪性貧血(巨赤芽球性貧血)と神経症状を起こします。
ビタミンKは、血液凝固因子(プロトロンビンなど)の合成と、骨のオステオカルシンの活性化に関わりますが、骨の構成成分そのものではありません。骨の構成成分はカルシウムとリン、コラーゲンです。
選択肢の確認
1.ビタミンAはエネルギー源となる。
誤り。ビタミンはエネルギー源にはなりません。視覚や上皮の維持に関わります。
2.ビタミンB12の摂取不足で脚気となる。
誤り。脚気はビタミンB1の欠乏によるものです。
3.ビタミンCはコラーゲン生成に関与する。
正しい。欠乏すると壊血病を生じます。
4.ビタミンKは骨の構成成分となる。
誤り。血液凝固因子やオステオカルシンの活性化に関わりますが、構成成分ではありません。
覚えるポイント
- 脂溶性ビタミン=A、D、E、K(過剰症に注意)。水溶性=B群、C。
- 欠乏症=A(夜盲症)、D(くる病・骨軟化症)、K(出血傾向)、B1(脚気)、B12(悪性貧血)、C(壊血病)、ナイアシン(ペラグラ)。
- ビタミンCはコラーゲン生成と鉄の吸収促進に関わる。
- ビタミンDはカルシウムの吸収を促進し、日光により皮膚で合成される。