29AM32|第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第29回午前(科目未分類)
抗体について正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
免疫グロブリンの種類と特徴を問う問題です。
五種類それぞれの分布と役割を整理します。
解説
IgAは、唾液、涙液、消化管や気道の粘液、そして初乳に多く含まれ、粘膜表面に分泌されて局所の感染防御を担います。分泌型IgAは二量体で分泌片をもち、消化酵素に抵抗します。
IgEは、B細胞から分化した形質細胞が産生する抗体で、肥満細胞や好塩基球に結合し、I型アレルギーや寄生虫感染に関わります。T細胞は抗体を産生しません。
IgGは、血中に最も多く存在する抗体で、胎盤を通過して胎児に移行します。二次応答(再感染時)では、記憶B細胞の働きにより産生量が大きく増加します。低下するのではありません。
IgMは、感染の初期(一次応答)に最初に産生される抗体で、五量体をとる大きな分子です。免疫グロブリンは球蛋白であり、アルブミンからなるものではありません。
選択肢の確認
1.IgAは粘膜表面に分泌される。
正しい。唾液や消化管の粘液、初乳に含まれ、粘膜免疫を担います。
2.IgEはT細胞が産生する。
誤り。抗体を産生するのは形質細胞(B細胞由来)です。
3.IgGは再感染で産生量が低下する。
誤り。二次応答では産生量が大きく増加します。
4.IgMはアルブミンからなる。
誤り。免疫グロブリンは球蛋白であり、アルブミンとは別の蛋白質です。
覚えるポイント
- IgG=血中最多、胎盤を通過、二次応答の主役。
- IgA=粘膜と初乳、分泌型は二量体。
- IgM=一次応答で最初に産生、五量体で最大。
- IgE=I型アレルギーと寄生虫感染、肥満細胞に結合。