29AM34|第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第29回午前(科目未分類)
常染色体劣性(潜性)遺伝病で、両親ともに健常な保因者の場合、患児が出生する確率はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
常染色体潜性(劣性)遺伝の遺伝形式を問う問題です。
保因者どうしの組合せから、患児が生まれる確率を計算します。
解説
常染色体潜性遺伝病では、原因となる遺伝子を両方の染色体にもつ場合(ホモ接合)に発症します。片方だけもつ場合は保因者であり、発症しません。
原因遺伝子をa、正常な遺伝子をAとすると、健常な保因者はAaです。両親がともにAaの場合、子の組合せはAA、Aa、aA、aaの4通りが同じ確率で生じます。
このうち、発症するのはaaの1通りであり、確率は4分の1です。保因者(AaまたはaA)は4分の2で2分の1、まったく原因遺伝子をもたない(AA)のは4分の1となります。
代表的な常染色体潜性遺伝病には、フェニルケトン尿症、ウィルソン病、鎌状赤血球症などがあります。
選択肢の確認
1.2分の1
誤り。保因者となる確率が2分の1です。
2.4分の1
正しい。両親がともに保因者の場合、患児が生まれる確率は4分の1です。
3.8分の1
誤り。計算に合いません。
4.16分の1
誤り。計算に合いません。
覚えるポイント
- 常染色体潜性=保因者どうしで患児は4分の1、保因者は2分の1。
- 常染色体顕性(優性)=患者と健常者の間で患児は2分の1。
- X連鎖潜性=男児に発症(デュシェンヌ型筋ジストロフィー、血友病)。
- 潜性遺伝病では血族婚で発症率が高まる。