29AM36第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第29回午前(科目未分類)

塞栓の原因で最も頻度の高いのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

塞栓症の原因として最も頻度が高いものを問う問題です。

血管を詰まらせる物質にはさまざまなものがありますが、圧倒的に多いものを選びます。

解説

塞栓とは、血流に乗って運ばれた異物が血管を閉塞することです。その原因として最も頻度が高いのが血栓であり、これによる塞栓を血栓塞栓症といいます。

代表例として、下肢の深部静脈にできた血栓が肺動脈を閉塞する肺血栓塞栓症(いわゆるエコノミークラス症候群)や、心房細動により左心房にできた血栓が脳動脈を閉塞する心原性脳塞栓症があります。

そのほかの塞栓の原因としては、長管骨骨折後の脂肪塞栓、骨折時の骨髄塞栓、悪性腫瘍細胞による腫瘍塞栓、潜水後の空気(ガス)塞栓、分娩時の羊水塞栓などがありますが、いずれも血栓に比べれば頻度は低くなります。

選択肢の確認

1.血栓
正しい。塞栓の原因として最も頻度が高いものです。

2.骨髄
誤り。骨折時などにみられますが、頻度は高くありません。

3.脂肪
誤り。長管骨骨折後などにみられますが、頻度は高くありません。

4.腫瘍
誤り。悪性腫瘍の転移の過程でみられますが、頻度は高くありません。

覚えるポイント

  • 塞栓の原因は血栓が最多
  • 肺血栓塞栓症=下肢深部静脈血栓が原因、長時間の同一姿勢が誘因。
  • 心原性脳塞栓症=心房細動が原因、突然発症で症状が重い。
  • 血栓形成の三要素=血流の停滞、血管内皮の傷害、血液凝固能の亢進。
29AM3529AM37
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