29AM40|第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第29回午前(科目未分類)
次の文で示す意識障害はどれか。「大声で呼びかけると目が覚めるが、またすぐに眠ってしまう。」
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
意識障害の程度を表す用語を区別する問題です。
刺激にどの程度反応するかで段階を判断します。
解説
意識障害は、覚醒の程度によっておおよそ次のように分けられます。
傾眠は、放っておくと眠ってしまうが、呼びかけなどの軽い刺激で容易に目を覚ます状態です。目覚めた後は簡単な受け答えができますが、刺激をやめるとまた眠ってしまいます。問題文の記述はこの傾眠にあたります。
昏迷は、強い刺激でようやく反応する状態で、簡単な命令には応じられないこともあります。
半昏睡は、強い痛み刺激に対して払いのけるような反応がみられる程度の状態です。
昏睡は、いかなる刺激にも反応しない最も深い意識障害です。
なお、意識レベルの評価にはジャパン・コーマ・スケール(JCS)やグラスゴー・コーマ・スケール(GCS)が用いられます。
選択肢の確認
1.昏睡
誤り。いかなる刺激にも反応しない最も深い意識障害です。
2.半昏睡
誤り。強い痛み刺激にわずかに反応する程度の状態です。
3.昏迷
誤り。強い刺激でようやく反応する状態です。
4.傾眠
正しい。軽い刺激で容易に覚醒するが、放置すると眠ってしまう状態です。
覚えるポイント
- 意識障害の深さ=傾眠→昏迷→半昏睡→昏睡。
- JCSは1桁(覚醒している)、2桁(刺激で覚醒)、3桁(覚醒しない)で表す。
- 意識障害に加えて頭痛、嘔吐、麻痺があれば緊急性が高い。
- 意識障害をみたら、血糖、酸素、循環、頭蓋内病変を考える。