29AM43|第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第29回午前(科目未分類)
疾患と腫瘍マーカーの組合せで最も適切なのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
腫瘍マーカーと疾患の対応を問う問題です。
代表的なマーカーを臓器ごとに整理しておくと確実に解けます。
解説
**PSA(前立腺特異抗原)**は、前立腺の上皮でつくられる蛋白質で、前立腺癌で上昇します。前立腺肥大症や前立腺炎でも上昇することがありますが、前立腺癌のスクリーニングと経過観察に広く用いられています。
CA125は主に卵巣癌で上昇するマーカーで、肝臓癌のマーカーではありません。子宮内膜症などでも上昇することがあります。
AFP(α-フェトプロテイン)は肝細胞癌のマーカーで、胃癌のマーカーではありません。
SCC抗原(扁平上皮癌関連抗原)は、子宮頸癌、食道癌、肺の扁平上皮癌など扁平上皮癌で上昇するマーカーで、卵巣癌のマーカーではありません。
選択肢の確認
1.肝臓癌-CA125
誤り。肝細胞癌のマーカーはAFPやPIVKA-IIです。CA125は卵巣癌のマーカーです。
2.胃癌-AFP
誤り。AFPは肝細胞癌のマーカーです。胃癌ではCEAやCA19-9が用いられます。
3.前立腺癌-PSA
正しい。前立腺癌の代表的な腫瘍マーカーです。
4.卵巣癌-SCC抗原
誤り。SCC抗原は扁平上皮癌のマーカーです。卵巣癌ではCA125が用いられます。
覚えるポイント
- PSA=前立腺癌、AFP・PIVKA-II=肝細胞癌。
- CEA=大腸癌など消化器の腺癌、CA19-9=膵癌・胆道癌。
- CA125=卵巣癌、SCC=扁平上皮癌。
- 腫瘍マーカーは良性疾患でも上昇することがあり、単独では診断できない。