29AM44|第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第29回午前(科目未分類)
季節性インフルエンザウイルス感染症の特徴で正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
季節性インフルエンザの感染経路、潜伏期、症状、ワクチンの効果を問う問題です。
「感染そのものを防げるか」という表現に注意して読みます。
解説
インフルエンザの主な感染経路は飛沫感染です。咳やくしゃみで飛び散った飛沫を、近くにいる人が吸い込むことで感染します。ウイルスの付着した手指を介した接触感染もあります。したがって、マスクの着用、手洗い、咳エチケットが有効な対策となります。
潜伏期は1日から3日程度と短く、1週間前後ではありません。急激な発熱、頭痛、全身の倦怠感、筋肉痛などで発症するのが特徴です。
喀痰は乾性咳嗽が主体で、膿性痰は細菌感染(細菌性肺炎や二次感染)を示唆する所見です。
ワクチンは、発症の予防や重症化の予防に有効ですが、感染そのものを完全に防ぐことはできません。特に高齢者や基礎疾患のある人での重症化予防に意義があります。
選択肢の確認
1.膿性痰を認める。
誤り。乾性咳嗽が主体で、膿性痰は細菌感染を示唆します。
2.潜伏期は1週間前後である。
誤り。潜伏期は1日から3日程度です。
3.感染経路は飛沫感染である。
正しい。飛沫を吸い込むことによる感染が主体です。
4.ワクチンで感染を防ぐことができる。
誤り。発症予防と重症化予防に有効ですが、感染そのものを完全には防げません。
覚えるポイント
- インフルエンザ=飛沫感染、潜伏期1〜3日、急激な発熱と全身症状。
- ワクチンの主な意義は発症予防と重症化予防。
- 合併症=肺炎(高齢者)、インフルエンザ脳症(小児)。
- 発熱している人への施術は延期し、必要に応じて受診を勧める。