29AM45|第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第29回午前(科目未分類)
中殿筋機能不全を確認する徒手検査法はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
徒手検査法と対象を対応させる問題です。
中殿筋は骨盤を水平に保つ筋であり、その機能不全は片脚立位でみます。
解説
トレンデレンブルグテストは、片脚立位をとらせて骨盤の傾きをみる検査です。支持している側の中殿筋が働かないと、反対側(非支持側)の骨盤が下がります。これが陽性所見で、中殿筋の機能不全を示します。
中殿筋は上殿神経の支配を受け、股関節の外転と、片脚支持時に骨盤を水平に保つ働きをします。変形性股関節症、大腿骨頸部骨折後、上殿神経麻痺、発育性股関節形成不全などで陽性となります。
パトリックテストは、股関節を屈曲・外転・外旋させて膝を下げ、股関節や仙腸関節の障害を評価する検査です。
ブラガードテストは、下肢伸展挙上テストで痛みが出た角度からわずかに下げ、足関節を背屈させて痛みが再現するかをみる検査で、坐骨神経の伸張による症状を評価します。
マクマレーテストは、膝を屈伸させながら回旋を加え、半月板損傷を評価する検査です。
選択肢の確認
1.トレンデレンブルグテスト
正しい。片脚立位で非支持側の骨盤が下がれば陽性で、中殿筋の機能不全を示します。
2.パトリックテスト
誤り。股関節や仙腸関節の障害を評価します。
3.ブラガードテスト
誤り。坐骨神経の伸張による症状を評価します。
4.マクマレーテスト
誤り。半月板損傷を評価します。
覚えるポイント
- トレンデレンブルグ徴候=中殿筋の機能不全、非支持側の骨盤が下がる。
- 中殿筋は上殿神経支配で、股関節外転と骨盤の水平保持を担う。
- パトリックテスト=股関節・仙腸関節、マクマレーテスト=半月板。
- 中殿筋歩行(動揺性歩行)は、体幹を患側へ傾けて代償する歩き方。