29AM46|第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第29回午前(科目未分類)
血圧について正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
血圧測定の基本を問う問題です。
用語の定義と、測定手技の基本を確認します。
解説
脈圧は、収縮期血圧と拡張期血圧の差です。加齢や動脈硬化により大血管の弾力が失われると、収縮期血圧が上がり拡張期血圧が下がるため、脈圧は大きくなります。なお、拡張期血圧に脈圧の3分の1を加えたものを平均血圧といいます。
血圧は、心臓が収縮して血液を送り出す収縮期に最高となり、拡張期に最低となります。拡張期に最高となるのではありません。
触診法では、圧迫帯を加圧してから徐々に減圧し、橈骨動脈の拍動が触れ始める点を収縮期血圧とします。拍動の消失点を明確に判断することは難しく、拡張期血圧は測定できません。拡張期血圧を求めるにはコロトコフ音を聴く聴診法を用います。
圧迫帯(マンシェット)は上腕に巻きます。肘関節にかからないよう、肘窩から少し上に、上腕動脈の走行に合わせて巻き、心臓の高さに合わせて測定します。
選択肢の確認
1.心臓の拡張期に最高となる。
誤り。血圧は収縮期に最高となります。
2.脈圧は収縮期血圧と拡張期血圧の差である。
正しい。定義そのものです。
3.触診法で拡張期血圧が測定できる。
誤り。触診法では収縮期血圧のみが測定できます。
4.圧迫帯は肘関節に巻く。
誤り。上腕に巻きます。
覚えるポイント
- 脈圧=収縮期血圧-拡張期血圧。動脈硬化で大きくなる。
- 平均血圧=拡張期血圧+脈圧の3分の1。
- 触診法では収縮期血圧のみ、拡張期血圧には聴診法が必要。
- 圧迫帯は上腕に巻き、心臓の高さで測定する。