29AM50|第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第29回午前(科目未分類)
特発性側弯症について正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
特発性側弯症の疫学、診察法、画像評価、早期発見を問う問題です。
学校での検診の意義を理解しているかが問われます。
解説
特発性側弯症は、原因が明らかでない脊柱の側方への弯曲と回旋変形で、思春期の女子に多く発症します。進行すると変形が固定し、重度では呼吸機能にも影響します。
進行を防ぐには早期発見が重要であり、学校健康診断における運動器検診が大きな役割を果たします。早期に発見して装具療法などを行うことで、進行を抑えられる可能性が高まります。
診察では、**前屈テスト(モアレ検査や前屈時の背部の観察)を行い、左右の肋骨隆起(ハンプ)**の差をみます。前屈姿勢で診るのは鎖骨の張り出しではなく、背部の高さの左右差です。立位では肩の高さの左右差、肩甲骨の突出、ウエストラインの非対称なども観察します。
コブ角は、弯曲の上端と下端の椎体の傾きから求める角度で、正面(前後方向)のエックス線写真で測定します。側面像ではありません。
選択肢の確認
1.男性に多い。
誤り。思春期の女子に多く発症します。
2.前屈姿勢で左右の鎖骨の張り出しの差を診る。
誤り。前屈で観察するのは背部の肋骨隆起(ハンプ)の左右差です。
3.コブ角は脊椎側面エックス線写真で測定する。
誤り。正面(前後)像で測定します。
4.早期発見には学校健康診断が重要である。
正しい。運動器検診による早期発見が進行予防につながります。
覚えるポイント
- 特発性側弯症=思春期の女子に多い、原因不明。
- 診察=**前屈テストで肋骨隆起(ハンプ)**を観察する。
- コブ角は正面エックス線像で測定し、進行度の指標となる。
- 学校健康診断の運動器検診による早期発見が重要。