29AM54|第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第29回午前(科目未分類)
症状の階段状悪化がよくみられるのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
認知症の病型と経過を対応させる問題です。
進行の仕方(緩やかか、段階的か、変動するか)が鑑別の手がかりになります。
解説
血管性認知症は、脳梗塞や脳出血によって脳の一部が障害されることで生じます。新たな血管障害が起こるたびに症状が悪化するため、階段状の悪化という経過をとります。また、障害された部位により症状に差が出るまだら認知症、感情失禁、片麻痺や構音障害などの神経症状を伴う点も特徴です。危険因子は高血圧、糖尿病、脂質異常症、喫煙などです。
アルツハイマー型認知症は、記憶障害から始まり、緩やかに持続的に進行します。
レビー小体型認知症は、認知機能の変動、現実的で具体的な幻視、パーキンソン症状、レム睡眠行動障害を特徴とします。日や時間によって調子が変動する点が特徴で、階段状の悪化とは異なります。
前頭側頭型認知症は、人格変化、脱抑制、常同行動、言語障害が前面に出る型で、緩やかに進行します。
選択肢の確認
1.前頭側頭型認知症
誤り。人格変化や脱抑制が前面に出て、緩やかに進行します。
2.レビー小体型認知症
誤り。認知機能の変動が特徴で、階段状の悪化とは異なります。
3.血管性認知症
正しい。新たな脳血管障害のたびに悪化する階段状の経過をとります。
4.アルツハイマー型認知症
誤り。緩やかに持続的に進行します。
覚えるポイント
- 血管性認知症=階段状悪化、まだら認知症、感情失禁、神経症状を伴う。
- アルツハイマー型=記憶障害から緩やかに進行、最も多い型。
- レビー小体型=認知機能の変動、幻視、パーキンソン症状、レム睡眠行動障害。
- 前頭側頭型=人格変化、脱抑制、常同行動。