29AM56|第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第29回午前(科目未分類)
急性膀胱炎について正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
急性膀胱炎の疫学、症状、原因菌、対応を問う問題です。
女性に多い理由と、代表的な症状の三つを押さえます。
解説
急性膀胱炎は、女性に圧倒的に多い疾患です。女性は尿道が短く、肛門や膣に近いため、腸内細菌が膀胱に達しやすいことが理由です。
症状は、排尿時痛(特に排尿の終わりごろの痛み)、頻尿、残尿感が三主徴です。混濁尿や血尿を伴うこともあります。膀胱炎のみでは通常発熱しない点も重要で、発熱や腰背部痛があれば腎盂腎炎への進展を疑います。
原因菌は大腸菌が最も多く、腸内細菌が尿道から逆行して感染します。黄色ブドウ球菌が主要な原因菌ではありません。
対応としては、十分な水分摂取により尿量を増やし、細菌を洗い流すことが勧められます。水分を控えるのは逆効果です。あわせて排尿を我慢しないこと、陰部を清潔に保つことが指導されます。
選択肢の確認
1.男性に多い。
誤り。尿道が短い女性に圧倒的に多い疾患です。
2.排尿後の痛みが多い。
正しい。排尿の終わりごろの痛みが特徴的です。
3.原因菌は黄色ブドウ球菌が多い。
誤り。大腸菌が最も多い原因菌です。
4.水分はあまり摂らない方がよい。
誤り。十分な水分摂取が勧められます。
覚えるポイント
- 急性膀胱炎=女性に多い、三主徴は排尿時痛、頻尿、残尿感。
- 原因菌は大腸菌が最多。
- 膀胱炎だけでは発熱しない。発熱と腰背部痛があれば腎盂腎炎を疑う。
- 対応は十分な水分摂取と排尿の我慢を避けること。